第239回 耳鼻咽喉科シリーズ

鼻や耳に何かが入った

 

 赤ちゃんや小さな子どもは、見るもの手に触れるものすべてに興味を持ちます。そして、それを口に入れてしまったり、鼻や耳に入れてしまうことは、よくある事故の一つです。子どもが急に泣き出した場合、あやしたり、飲み物などを与えても泣きやまないときは、鼻や耳に異物が入っていないか疑ってみましょう。また、海や川、山や湖などでキヤンプをすると、昆虫が耳に入ってくることがあります。そのときに気をつけなければならないのは、無理やり引っ張り出そうとして耳の穴の皮膚を傷つけてしまったり、さらに奥へ押し込んでしまうことです。取り出すことが難しいと思ったら、無理に触らないで耳鼻咽喉科で取ってもらいましょう!