倉庫のひみつ


私たちの学校の二階には、倉庫があります。
今は、机を入れるのに、使っていますが、
昔は、残って勉強するための教室だったそうです。

ある日、忘れ物をした子供が夜中に学校にいって探していると、
「エーンエーン」と泣き声が倉庫の方から聞こえてきました。
だれかいるのかなあ、と思って開けてみると、
そこには、小学生が一人、泣きながら勉強をしていました。
よく見るとその横に先生がいました。
先生は、とてもきびしく教えていたのです。

子供は先生に、
「そんなにおこらなくても良いじゃないですか。」
と言いました。すると突然、先生がとびかかってきたのです・・・・・・・

「あっやられる!」と思い目をつぶっりました。
しかし、なにもおこりませんでした。

子供は不思議に思って、おそるおそる目を開けました。
すると子供は学校のまえにいました。

「・・・・・・・・」

子供は、ぼうぜんとしていました。
はっと我に返ると急にこわくなり、そのまま走って帰ったそうです。
このことは、学校中のうわさになりました。

それ以来、誰も倉庫に近づかなくなりました。

(このお話は、現実にあった話ではありません。)

                     5年 ???!!