[523] ファイナルラウンド・ファイナルステージ♪ 投稿者:ハル@少年 投稿日:2001/09/14(Fri) 16:19 |
2001年9月2日大阪城ホール。
この日はツアーファイナルと言う意味だけでなく、
2000年11月27日のファーストリハーサルから始まった感動の復活劇の完結日でもありました。
皆さん、色〜んな気持ちを持ってこの日を迎えたんでしょうね。
「遂にここまで来た」と、いう満足感と、
「いよいよ終わってしまう」と、いう寂寥感。
私自身で言えば、福岡に向かう頃が一番寂しかったですねぇ。
段々終わりが近づいていく…という感じがして。
ただ、不思議と大阪に行く時にはこの気持ちはすっかりなくなり、ひたすら満足感だけが心に満ちていました。
感動の嵐は開演前からすでに始まっていました。
噴水前の一角で熱唱するギターキッズ達♪の脇で、一生懸命サイリューム・光の海作戦の準備を進めている皆さん。
4時配布開始予定が若干早まったために、大わらわのようでしたけど
主催のキョードー大阪の方がメガホンでお客さんに案内をして下さり、とってもスムーズに配布もできましたよね。
主催の方との事前打ち合わせも完了していたお蔭で、
まさに主催側と観客側が一体となってコンサートを盛り上げようという素晴らしい光景でした。
キョードー大阪さん、本当にありがとうございました♪
この日の私の席はアリーナ・PAブースの目の前。
ちょうど会場内の、ど真ん中と言う感じの所でした。
2ベルが鳴り、客席からは早くも拍手が湧き上がります。
そして客電が落ちた時のあの感動!!
前も後ろも右も左も、すべてが光の海!!
有志の皆さんが一生懸命育んできたアリスへの感謝の想いを、こ〜んなに綺麗な光の海となって表すことができたんですね♪♪
私もほんの少しだけお手伝いができたので、嬉しさと、驚きと、感動とで涙が止まりませんでした。
そして今までのどのステージよりも早くスタンディングをし、大きな声を上げていました。
もちろんスタンディングをされた方は私だけではなく、アリーナ全体が総立ち状態だったと思います。
メンバーの登場をスタンディングで出迎える。
これこそまさにスタンディングオベーションでしたよね!!
・ちりはな
もう、べーやんも「立とうぜぇ!」という必要はなかったですね♪
何と言っていたかは覚えていませんが、大きな声をあげて、もう会場は大興奮状態。
・ジョニこも
「埋めるた〜めに♪」の後のバックコーラス「フゥ〜フゥ〜フゥ〜♪」。
べーやんがここも一緒になって歌っていましたよね。
私個人の事ですが、
この曲の2番の辺りで、何故か神戸以降、飛行船立ち上げの頃からの色々な出来事が一気に駆け巡りだして
訳も無く胸が一杯になり、涙がこぼれ、自分でも「なんで泣いているのかなぁ??」と言う状態でした。
・ふゆいな
この曲に限らずですが、大阪でのきんちゃんのドラムはもの凄かったですねぇ。
もうアドリブフレーズのオンパレードでした。
「私の身体を突き抜けた〜♪」の後でスネアを2発叩く所があるのですが、この日は初めてシンバルでアクセント入れていました。
「you’re rolling〜♪」の前のフレーズも、2番で間奏前のフレーズを叩いたり、間奏前では聞いた事もないフレーズを叩いたり。
「ウッヒョ〜♪今日のきんちゃんは物凄いことになりそうだぞぉ♪」との予感は、この後見事に的中しました♪
(ただし、きんちゃんのアドリブとトチリ♪の見極めは難しいぞぉ〜!?)
・君ひと
皆で手拍子を合わせる所。
ちんぺいさんが一瞬裏打ち(原曲パターン)で打っちゃったでしょ♪
うふふ♪ちんぺいさんも身体の中から自然と湧き上がるものがあったのでしょうね♪
・なみちか
1日同様、きんちゃんの三連符叩きが、すっごくカッコよかったよぉ〜!
・メンバー紹介
この日は各自ソロフレーズを演奏・コーラスしながらの紹介でした。
しょっぱなの林さん。
自分で「起立!礼!着席!」のフレーズを弾きながらのお辞儀には爆笑でした♪
他の方々はカッコイイフレーズの連発だっただけに、林さんの演奏が一番印象に残ってしまった!?
・エスピオナージ
「エブリディ〜♪エブリナイト〜♪」のドラムフレーズも、もうバスドラアクセントが凄いのなんのって!!
今まで一度も聞いた事がないリズムでしたよぉ。
・ゆめさり
1番で「最後の〜言葉だ〜おおきにぃ♪♪」って歌ってましたね♪
おぉ、これぞまさしく大阪ライブだぁ!!
・あいひか
ハッキリ分からなかったのですが、べーやんが間奏辺りで回数を間違ったのかな?
演奏が終わってから、チラッと笑いながら言ってましたよねぇ。
・しらまち
↑ということで、ラストがピッタリ決まって、ニッコリと「決まったねぇ♪」って言ってたんでしょうね♪♪
・だれいな
エンディングが決まって、べーやん、ちんぺいさんが二人で指をさし合ったでしょ。
あんな光景、このツアーでも初めて見た気がいたします。
そうそう、ガムテープ事件♪はこの曲の前後だったっけ?(これは9月1日の出来事)
ちんぺいさんとべーやん、二人でMCをやっていて、そろそろ次の曲に、ってなったところで
べーやんがいきなり、
「ごめん、ちょっと待ってくれるぅ。
靴の裏に何かが貼り付いているみたいで、どうも身体の動きがブロックされちゃうんだよぉ。」って。
パントマイムの人が足下を引っ張られるようなジェスチャーをしてましたね。
ノリノリで演奏していてもどうもうまく歩けなかったようですよぉ。
前列で見られていた方は気がついたかなぁ?
それでべーやんがスタッフに向かって「誰か取ってくれるぅ!」と言うと
ちんぺいさんが「自分で取りなよぉ♪」って。
べーやん、足を高くあげるのは辛かったようですね♪
スタッフの人がさぁ〜っと駆け寄り、ブーツの底についたテープ(?)を剥がして一件落着でございました。
・はしこい
久し振りの大笑い♪
イントロで、べーやんのリードギターの入りが遅れて演奏ストップ。
ちんぺいさんに向かって「今スリーって言ったかぁ?もっとハッキリ言ってよぉ♪」と。
それでちんぺいさんが「ワン、ツー、スリ〜ッ!フォォ〜ッ!!」って。
そしたら今度はちんぺいさんがコードを間違って「悪い!今度は俺が間違ったぁ♪」
「これでタイやな♪」「1対1だ♪」
…いやぁ笑った笑った♪♪
もちろんその後は大合唱でしたね!!
そう言えば、老眼の話で大阪は随分盛り上がりましたね。
ステージから一番遠くある「禁煙」の文字が一番よく見える…と、ちんぺいさん。
そのちんぺいさんがハッキリ見えずに「お地蔵さんのようだ!」と言っていたべーやん。
どこまで本気か知りませんが、どうぞ目をおだいじに♪♪
・あないる
きんちゃん、やっぱり言っちゃいましたね♪
「ここは間奏です♪」
結局8回のライブの内、黙って間奏を弾いたのは何回だったかな♪?
・カリフォルニアに
もう表し切れません。
べーやんのトーク。
1日よりも泣かせて頂きました。
べーやんにとっての「愛しき日々」が、これ程の意味をもっていただなんて。
「愛しき日々」…べーやんにとっては、まさしく「アリス」だったんですね。
確か2番の入りが涙で歌えず、間奏が長くなっていましたよね。
バックコーラスの方もサポートメンバーもしっかりと、ついてきてくれて感動的でした。
曲が終わりちんぺいさんが登場、ほとんど無言で右手を広げべーやんを讃えていましたね。
何かべーやんのソロリサイタルが終わった瞬間のような錯覚すら覚えました。
・すなみち
8日間で一番泣かせてもらいました。
ちんぺいさん、この歌はいつまでも歌い続けて下さいね。
もちろんこの3人のスタイルで!!
全く私事ですが、初めて歌を聴いて訳も無く涙したのがこの曲でした。
確か、まだ12歳だったような…。
・何処へ
「友よさらば、忘れない」
この日もべーやんは、ちんぺいさんの方を向いて歌いましたよね。
ちんぺいさんは最終日までずっと目を閉じたまま、正面を向いていましたよね。
でもね、きっと身体で感じていたんでしょうね。
べーやんが自分を見ているって…。
だけど…、分かっていたけれど、べーやんの方を向くことはしなかったんだと思いました。
それはラストのアンコールを聴いてから初めて感じた事でしたが…。
ラストの「花は〜♪」はべーやん主メロ、ちんぺいさん追っかけコーラスでしたね。
全公演で、このパターンが一番多かったと思います。
・LOVESONGを
きんちゃんのドラム、この静かに盛り上がる曲でも、この日が一番盛り上がっていましたよ。
メロタムのおかずが随分多かったです。
きんちゃんも心の中で思いっ切り歌っていたんでしょうね♪
・ライトハウス
私個人にとっても決して忘れることのできない、念願の振り付けになりました♪
もうすでにメインBBSでも話題になりましたが、サイリュームクルクル作戦♪
とある熱狂的ファンの方々♪♪が企ててくれたこの振り付け。
なんとか最終日は皆でサイリュームを持って思いっ切り手を回したいなぁ。
しかもべーやんと一緒に…。
…夢が叶っちゃいましたぁ!
べーやんもその部分に来ると「いくぞぉ!」と。
そして、「消え〜ないもの♪」で皆が指をさすと「よっしゃぁ〜♪」って。
べーやんも嬉しそうでしたね。
私もほんとぉ〜に嬉しかったぁ!!
笑っているのに何故か涙がボロボロと頬を伝っていましたデス。
・くるかじ
この日はこの曲の「狂ったぁ果実には〜♪」の所でべーやんがギターを持ったまま両手を広げていましたね。
これからべーやんの決めポーズになるのかな♪?
・帰らざる日々
ちょっと定かでは無いですが、このツアーで初めてちんぺいさんが弦を切ったような??
(もちろんこの曲で、という意味です)
だからこの後の2曲はサブのギターで行きましたよねぇ?
ちょっと自信なしですが…ギターキッズの皆さんどうでした?
・とおきて
3番のサビ前のドラム!凄かった凄かった!!
きんちゃんのあんなフレーズ今まで聞いたことがな〜い!!
3番が終わりコーダの所で、
べーやんが「みんなぁ!ありがとう!」って叫んだよね。
そしてその後、昔のようにシャウトをして…。
そういえばいつの間にか
「生きてぇ〜〜ゆ〜きた〜い♪」の部分が、以前のように
「生きぃ〜てぇ〜ゆ〜きた〜い♪」の節回しに戻っていませんでしたか?
・チャンピオン
間奏のきんちゃんの16ビートのハイハットが、所々オープンハイハットになっていましたね。
もうっ!きんちゃんっ!最終日だからって、カッコ良過ぎるよぉ!!
「ライラライ〜♪」のアクセントも1日同様、昔のアクセントで!!
アンコール
この日もサポートメンバーを見送り、最後3人で皆に挨拶。
舞台から下手(しもて)に下がった所で、また戻ってきてくれました。
・あすさん
1番のべーやん
「嘘で飾ったぁ♪」で皆が大きく拍手&歓声を投げかける時。
ギターをしっかり縦に抱えながら話す笑顔がこれまた最高でした。
コーダ部分・最後のタンバ爆裂。
G〜Amの繰り返しはツアー最高の8回だったね。
・ライトハウス
もうすでに沢山の方々が書かれていますが、
ちんぺいさんの涙…。
今回のツアーを締めくくる最高のメッセージだったような気がしました。
2番の「真昼の海じゃ見えな〜い♪〜」の部分、
いつものようにべーやんは身体を半分捻り、ちんぺいさんの方を見ながらハモっていました。
そしてそして…。
ちんぺいさんも初めてべーやんの方を見ながら歌っていました。
身体を半分右に向けて。
8回目のライブの、最後の最後で見せてくれた、二人が顔を見つめ合いながらの熱唱…。
べーやんが「ちんぺいっ!」って叫んだのはこの直後だったのかな?
それとも涙で歌えなくなった後だったかな?
サビの部分、べーやんが一人で大きな声で歌い上げ、
場内の巨大スクリーンに映し出される、涙で詰まったちんぺいさんの大アップ画面。
見ている皆も、もうこらえきれなかったですよね。
今こうして書いていても、あの時の胸を締め付けるような感動が蘇ってきて、涙ぐみそうになっちゃうもん。
「消え〜え〜え〜ないもの♪」の所からちんぺいさんも歌い出し始め、
客席の皆、きっと涙を拭うこともせずに、一緒になって歌い、
例の振り付け♪をぐるぐる回していたんですよねぇ。
この時すぐに思ったのか、後から冷静になって思ったのか、定かではないのですが…。
・武道館初日から、リーダーとして緊張しながらステージを進行していたちんぺいさん。
お客さんのノリ、メンバーのノリ、そして体調等々…。
色んな事を誰よりも気にしながら、ステージをつとめあげてくれたちんぺいさん。
いつも「何処へ」でべーやんがニッコリ笑いながら、ちんぺいさんの方を見て歌っていた時も
ちんぺいさんは分かっていたし、べーやんの方を見たかったはず…。
でも、
きっときっと、ちんぺいさんは
べーやんの方を見ちゃうと自分が泣き出してしまうのが、分かっていたんじゃないのかなぁ…。
幸せな気持ちと、感謝の気持ち、そんな沢山の想いをずっと胸にしまい込んで、
最後の最後までリーダーとしてステージを進行しなくては…って。
そんなすべての想いが、ライトハウスの「君を憎んだことさえ若さ故の〜♪」の歌詞の所で
一気に爆発したのかなぁ…と思います。
今まですべてのライブレポートを書いてきて思ったのですが、
ちんぺいさんについて触れている部分って割と少ないですよね。
どうしてなんだろう?…って自分で思った時に、
やっぱりちんぺいさんは常に冷静さをどこかに保ちながらステージを進行してきたからなのかも…。
という結論に達しました。
「もうここまで来たら僕もすべての感情を出してもいいよね♪」って思って
べーやんを見ながら歌い、そして、そうしたら泣いちゃう事も分かっていたけれど
それでもべーやんの方を見て歌いたかったのでは…。
・ミレニアムバージョン♪★ふゆいな〜ジョニこも〜チャンピオン★
そして最終日だけのスペシャルメニュー。
あの復活の日。
紅白のステージの再現でした。
2000年12月31日、紅白で歌ったあのメドレー。
2001年9月2日、締めくくりも、そのメドレーでしたね。
ラストの「ライラライ〜♪」の所では、
ちんぺいさんがスタンドマイクを客席の方に向けて、ステージ最前列まで出てきて歌っていましたよね。
まさに完全完全燃焼のスペシャルバージョンでした。
・ラストの挨拶、大歓声の中、場内に流れる「さら青」のメロディ。
私は、仲間が一列に並んでいたお蔭で、今までで一番大きな声で歌うことができました。
そして「さら青」の合唱から「アリスコール」へ。
客席左前方では、「ありがとうぉ〜!」を繰り返す方達も。
最後の最後まで手拍子をしながら「アリス!アリス!」と叫ぶ私達に対して
出口に向かわれる方々が皆さん、笑顔で一緒になって手拍子や「アリス!アリス!」と言ってくれました。
約40日間、8回に渡った、アリスのツアー。
思い残すことはありません。
ここまで夢中になれた自分が本当に嬉しいです。
今年のツアーは終わりましたが、アリスはもっともっと大きくなって必ず皆の前に現れてくれるものと信じています。
最後に…心からアリスにありがとう!!!