○○商法 |
昨年末に沖縄に行ったときの出来事を思い出したのでアップします。
果物をたくさん扱っているテーマパークのようなものに行ったときのことです。
「○△パーク」とか「△□ランド」などの名前が付いていて、観光客名所になっています。
そこのお土産コーナーをうろうろしていたら、お姉さんがやってきて、
「抽選券を差し上げますので、お帰りに出口前で抽選してください。すてきなものが当たります」と言いました。
私は、ラッキーと思い、買い物が終わってから抽選をしに行きました。
女房は券をもらっていませんでしたが、受付のお姉さんに「奥様もどうぞ」といわれ、
よろこんで抽選をしていました。
抽選のしかたがなかなか楽しいものでした。
大きな(高さ50cm、口径20cmぐらい)壺の中に砂がたくさん入っています。
その砂の中に、ダイヤモンドが隠されているというのです。
スプーンで、砂を1杯すくって、その中にダイヤモンドがあれば、「あたり」なのです。
私はやる気を出して、底の方からすくいました。きらりと光るものが出てきました。
「あたり」です。
女房もすくいましたが、はずれでした。
あたりの私をみて、受付のお姉さんは、
「それでは、(※1)これが良いものかどうかを専門家の人に見てもらいましょう。
あそこに座っている専門家に持って行って見てもらってください」
と言いました。
私は、それを見て「こりゃあ、どうみてもガラスだよねえ」と
思ったのですが、専門家に見せに行きました。
すると専門家(宜保愛子似)は、虫眼鏡でそれを見ながら、
「これはとても良いものです(※2)。おめでとうございます。
これをネックレスに加工したものを1000円で
差し上げます。」
と言いながらネックレスを袋に詰め始めるではありませんか。
私は、「いりません!」ときっぱりかつ、笑いながら言いました。
宜保愛子似の人は「へっ?」と言って、びっくりしたように私の顔を見るではありませんか。
おそらく、あたった人で、買わなかった人はほとんどいないのでしょう。
その後、車の中で女房と、
「どう見てもガラスだったよねえ。もし本物のダイヤだったとしても、1000円で
売るはずないよねえ。」
と言いながら盛り上がりました。
1000円といえども、ムダなお金を使わなかったので、とても気持ちの良い夕方でした。
このような商法が今でも行われているなんて、大変おどろきました。
まあ、下の※1・2でも書きましたが、犯罪ではありませんが。
みなさんも引っかからないようにしましょう。
といいながら、実は、「本物のダイヤだったかもしれないなあ・・・」
とちょっとだけ後悔しているんですけど・・・
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※1 ダイヤモンドとは一言も言っていない。「これが」という表現にしているので詐欺にはならない。
※2 「良いもの」といっている。ダイヤモンドとは言っていない。にくい表現。
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上の記事を見て、けん玉仲間の姉さんが、投稿してくれました。 |
真珠夫人 投稿者:姉 投稿日: 2月16日(月)23時50分8秒
さて、○○商法のお話、すっごく懐かしくて思わず書き込みたくなりました。 私も昔同じような商法をやってるのを、何度か見た経験があります。 今もあるのですね〜。でもダイヤ?は初耳です。 私が見たのは真珠でした。 私がまだ小学生の頃(**年前)デパートだったか、観光地だったかで、 母が呼び止められ、三角くじを引くように言われて引くと、パールが一粒当たります。 それをブローチやネクタイピンに加工したものを買うように勧められます。 賢明な?母は断ってパールのみそのまま持ち帰ったように思います。 それから何年もたって二十歳くらいの頃、男友達と映画館に行ったとき、入り口でまったく同じ商法に呼び止められました。もちろん断ったのですが、男友達が買ってやりたそう?にしていたのが印象に残ってます。 それからさらに**年たった今でもまだあるんですねえ。オドロキです。 何か記憶の深いトコを掘り起こされたようでとても脳がキモチいいです。
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