トリビアの泉 投稿作品

「右」「左」という漢字で、
横棒と払いの書き順が違う理由。

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ペンネーム: ものくろ
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性別: 男性 
職業: ****
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右という漢字の書き順は、払いを1画目、
横棒を2画目に書きます。
左という漢字の書き順は、横棒を1画目、
払いを2画目に書きます。
同じような形の漢字なのに、
どうして書き順が違うのでしょうか。
左手 右手
昔、手という字は、このように書いていました。
なんとなく、手の形に見えますね。
先の方が指で、長くのびているところが腕です。

右手の場合
まず、指の部分を1画目に書きます。
次に、腕の部分を書きます。(赤)
右手で、食事をするので、
「手」に口を加えて書くと、
「右」という字になります。
これが、だんだん変化して、
現在の「右」という漢字になりました。
書き順は、指の部分が1画目、
腕の部分が2画目です。

「右」という漢字の場合は、
払いが指になるため、1画目になり、
腕の部分が横棒になるため、2画目になります。
字を書く時、「左」の字と比べて横棒を長めに書くのは、
横棒は腕の部分だからだと言われています。


同じように、左手の場合も、
指の部分を1画目に書きます。
2画目に腕の部分を書きます。
工作をする時に、押さえるために左手を使うので、
「工」という字を加えて、
「左」という字になります。
これが、だんだん変化して、
現在の「左」という漢字になりました。
書き順は、指の部分が1画目、
腕の部分が2画目です。

「左」という漢字の場合は、
横棒が指になるため、1画目になり、
腕の部分が払いになるため、2画目になります。
字を書く時、「右」の字と比べて払いを長めに書くのは、
払いは腕の部分だからだと言われています。