子宮頸がん体験記

癌だから笑顔です

甲状腺腫瘤発覚

10月17日
婦人科にて、一年目のCT検査を聞く。再発・転移なし。良かった(^^♪でも、甲状腺に腫瘤あり。
婦人科医師「地元の病院で診てもらってください」って。
そのまま地元に戻り、耳鼻科へ・・・一時間以上待った挙句、中に入ると、資料が全部市民病院にあるなら、そちらで調べた方が良いので紹介状を書きますって。私、市民病院から来たの・・紹介状なんて要らない・・

結局二時間近くかって、何もしないまま紹介状代を払って、家に帰る。情けないのと、不安な気持ちで帰りの車の中、涙でいっぱい(>_<)


10月24日
バスに乗って広島へ。閉所恐怖症の私、バスが大っ嫌い!!に付け加えて、初めての耳鼻科診察。高速バスの途中で、気分を悪くして途中下車
情けない(>_<)
で、診察室の前でも、緊張して体調最悪。怖い・・怖すぎる・・今からどんな事が起きるんだろう??
やっと呼ばれて中へ。
「一応診てみましょう。先に麻酔しますね」鼻に麻酔をし、その効果が出るまで、またしても待合室へ・・・私の不安な気持ちを助けて!!
それから、鼻からカメラを通して、やっぱり違和感があって、怖い。「あ〜っ」って言ってみたり、横のモニターで、自分の喉の方を初めて見て、結構綺麗??とか思ったりしたんだけど。医師も、「悪くはなさそうなんだけど・・一応超音波撮りましょう」って。
その前に、「どうしてここに来たんですか?」って。
「婦人科で地元の病院に行ってと言われ、行ったんだけど、こっちで診て貰えと紹介状を書かれてしまった。私は、紹介状代が勿体無くて仕方ありません」って
「そうですね」って笑ってる。私的には、切実な問題なのに・・・
で、朝早くに来たのにも係わらず、お昼の二時から超音波検査。その後3時から診察。やれやれ、今日は一日病院デー・・
採血に超音波検査。首にゼリーみたいなものを何度も塗って、画面に写る。時々赤く光ったり青く光ったり・・それが、怖くて仕方が無い。赤く光るところは悪いところなの?私、また悪性なの?どれぐらいの時間かなぁ?すごく長いようで短いようで。
で、診察。採血の結果は、甲状腺はホルモンが関係するらしくて、でもホルモンは、気持ちだけ少ないだけなので、問題無し。超音波の結果は、
「う〜ん、詳しい事はよくわかりませんねぇ、組織をとって悪性か良性かをはっきりさせた方が、良いと思います」
なんだよぉ・・まだ続くの??今日で終わりと思ったのに・・・
結局、来月組織診決定。首に麻酔をして、組織を取るそうです。


11月28日
12時。組織診。嫌だなぁ。麻酔が嫌だ。時間通りに呼ばれて、また最初は超音波。赤く光ったり青く光ったり・・その後、「麻酔をしますね」
「組織を取る間は、つばを飲み込んだり、話をしないでください」って。少しの時間だから、出来ると思った。出来るよ、それぐらい。でも、首を押さえられると、咳は出るし、つばは飲み込むし、言われた事が出来ない自分が悲しくて、覆われてる布の下で泣いてしまった。「終わりましたからね」
首に大きなテープを貼られる。完璧に病人みたい。


12月12日
検査結果、今日は3時からなので、初めて病院へ自家用車で
3時より少し待って、この待つ時間、また気分悪くして最悪。もし悪性だったら??この思いが消せなくて、普通に座ってる事が出来なくなって、少し横になってしまった・・
そして診察室へ。
「取れなかったんですよ、細胞が。薄いんですかねぇ、甲状腺が・・・」
何を言ってるんだろう?あんなに頑張った検査なのに・・・
「どうされますか?もう一度取り直しますか?それとも、このまま経過観察しますか?」
どうして、どうして、このままで終われないでしょ?はっきりさせないと・・
「もう一度取ります」「そうですね、その方が安心ですね。一般庶民から、お金を二回も取るなぁって、叫びたい心境を抑えて、もう一度取り直すことに決定。



2月20日
甲状腺検査から、早4ヶ月も経ってる。年も変わってしまった。いつになったら解放されるんだろう・・今日は、二回目の甲状腺組織診。
前回と同じはずが、麻酔が結構痛い・・・「痛いですぅ・・」言ってしまった。それから、また、つばを飲まないように、話さないようにと指示を受け、今回は、カチッて音がし終わるまで上手に出来ました。きっとこれで取れてるはず。検査が済んで、会計に行くと、前回より600円も高い!!なんで?同じ検査なのに・・負けて欲しいくらいなのに、高いなんて。有り得ない・・


2月27日
今日も3時からの診察。またしても体調最悪で、前日から、ひどい下痢(>_<)きっと不安なんだろうなぁ、私の体。
3時丁度に診察室へ。医師が「今度はちゃんと取れました。それでね、ここ見えるかな?」
私、普段はめがねをかけてないんだけど、診察の時はかける。どんな大切な言葉も電子カルテで見逃さないように。でも、心臓がバクバクして、見えないの。だったら医師が「結論から言うと良性です」
ここから私、安心して涙が止まらず、又しても、そこから先の医師の話をあまり覚えてない。もし、腫瘤が大きくなるようなら手術をしたほうが良いらしい。でも、あまりにも私がずっと泣くので、「良性です。大丈夫です」と話を終えてくれました。これから半年に一回超音波検査で大きさ等を見ていくことに決定。組織診を取るわけではないので、怖くないし、ほんとに安心。待合室でも、安心しすぎて涙が止まらず、会計でも涙が止まらず、止まったのは、安心のお陰で下痢です。

気になってた検査代も、一回目は組織診一箇所、二回目は二箇所取ったので、違ったらしい。そんな気しなかったけど、医師がそういうからそうなんだろうなぁ・・・ちょっと疑問。

次回は6月25日となりました。


7月16日
二時半から超音波検査。受付済ませると、すぐに呼ばれて、そして、耳鼻科で検査結果。先生が用事があるらしく、すっごく早かった。結果は、前回と変わりなし。前回27ミリだった腫瘍が今回24ミリ。喜んでたら撮り方によって誤差があるらしい・・ここの病院では30ミリになったら切るそう。絶対に大きくならない!!絶対に切らない!!そう心に誓ってます。ほんとは6月25日だったんだけど、婦人科と同じ日に代えてもらって今日になりました。次回は、もう来年です。

2009年1月21日

2時から超音波。でも、1時40分には呼ばれる。今日は、なんだか簡単だった。そして2時半から診察。なのに4時近くまで呼ばれない・・・待ち時間は不安になるんだよねぇ・・が、異状なし。良かったぁ。次回は8ヶ月後で良いんだって。8ヶ月後って10月??すっごく先の話だぁ。でも、それって悪くないってことなんだよね!!


10月7日

花丸です。なんと次回検診は一年後で良いという診断を頂きました。卒業でも良いか??と聞くと、それはちょっと許可してもらえず ・・でも、大きさも代わってないということで、一年後です。甲状腺腫瘍と言われて、涙してから二年。まだまだ大丈夫とは言われないけれど、ちょっと嬉しかったです。