建築設計実習1

建築設計実習の科目は、専門科目の中でメインとなる科目です。家での設計課題とスクーリングでの設計課題とにわかれます。スクーリングに参加するには、事前に課題を提出しておく必要があります。スクーリングは計6日間でした。

私がこの実習に参加した時は、通信教育が開講した年の2001年の夏でした。大きな製図室で行われたのですが、とにかく人が多かったです。80人以上はいたと思います。あれほどの人数の学生を設計実習で見たのは、あれが最初で最後でした。その後の設計実習2、3、4、ではせいぜい20人くらいでした。少ないときは10人以下の時もあるようです。

課題1は、スクーリングまでに提出しなければならないものですが、今実際にすんでいる家の間取りを実測して、図面を描くというものでした。

課題2は、スクーリング後に提出するものですが、木造ワンルームの家の設計と模型製作とパースでした。

スクーリングでの課題は、増沢洵の最小限住宅の模型製作と図面のトレース、木造住宅の設計でした。

私は建築の図面というものをそれまでに、まったく描いたことがありませんでしたので、スクーリングでは大変とまどいました。まったくどこから始めたらいいのかわからない状態でした。

隣に座っていた人は設計事務所で働いている人で、図面はすばやく仕上げていました。さすがに自分とは全然違うと思いました。たびたびその人に質問をしながら、図面を仕上げていきました。次回もその人に、お世話になろうと思っていたのですが、残念ながら辞められてしまったようで、その後会うことはありませんでした。

学習指導書に授業必要道具として、製図用具の一覧表と価格が載っています。ざっと計算すると平行定規セット55,000円を除いても、その他合計で59,170円もします。私は事前にある程度揃えましたが、最初に全部揃える必要はまったくありません。必要な時に必要なものを購入するべきです。

揃えたものの、結局卒業までに全然使わなかったもの、あるいはほとんど使わなかったものも多々あります。建築設計実習4などの時は、100円ショップで買った三角定規やコンパスを使っていました。