卒業制作・論文
スクーリングのみ計10日間の科目です。この科目は最重要な科目だと思いますが、私にとって最悪なものでした。結論からいいますと、時間とお金と労力をことごとくに無駄にしてしまった科目だと思っています。しかしながら、この科目の単位をとらないと残念ながら卒業は出来ません。
なぜこの科目が最悪なのかといいますと、学生一人一人に対して、特定の先生が対応しません。たとえ、あの先生の作品が好きだからその先生の指導を仰ぐということはできないないのです。実際には、毎回スクーリングに行くたびに5,6人くらい先生がいて、各学生の批評をします。その批評が適切な場合はまだいいのですが、中には大変稚拙なものもありました。あるいは、その程度の批評なら私でも言える、と思われる内容のものも多々ありました。
先生によっては、同じ作品に対して批評が180度違うということもよくありました。これは、設計実習の時も度々ありましたし、それはそれで仕方の無いことだとは思うのですが、もうちょっと的確というか、まともな指導をしてほしいものだと感じました。
私の場合は今後どのように作業を進めていけばいいのか、スクーリングの都度大変混乱しました。毎回批評はされましたが、じゃあこの後具体的にどうすればいいのかという問いに対して、明確な指導を受けたことは一度もありませんでした。通学課程ではこういうことをしているとは思えないのですが。
その結果、スクーリングに参加するたびに製作を白紙から始めるということの繰り返しに終始しました。卒業を半年延ばして、もう少し内容を検討して納得がいくものを作ろう、とも考えましたが、最後の最後では仕方なく、卒業目的としてわりきって作業を進めました。
全学生が卒業制作・論文の発表終了後、この科目の合否判定が発表されて、何人かの学生は不合格になりました。しかし、指導力不足の感も否めないという気がしてなりませんでした。
このスクーリングに参加するためには、前もって各自ポートフォリオを作成して持参しなければならなかったのですが、結局それがこの科目の全スクーリング期間を通じて、必要だったことは一度もありませんでした。これもまったくの骨折り損でした。こんなことなら、他の科目で未提出の課題に時間を割くべきでした。
私自身、この科目は達成感がまるで無く、不完全燃焼のまま終了し、そのまま卒業しました。唯一不満の残る、後味の悪い科目です。