温度差
「常に、」
ゆっくりと喋るルーザーの声は、
「僕達は命を狙われている。」
サービスには心地良く聴こえるらしいが、
「ずっと護ってあげたいけれど」
自分に対しては、
「それは出来ない。」
突き刺さるように痛い。
「自分の身を自分で守れるようになるまで」
そして冷たい。
「ずっと傍にいてあげるよ。」
助けて。
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