日 時 場 所 釣り人 渡 船
2月5〜6日 鵜来島 西嶋、岸本、陶山 家本渡船

 西嶋氏、岸本 氏、私(陶山)の三人で鵜来島に行ってきました。
日曜、月曜の釣りとなる為、泊まり優先の二日目 に期待し、まずは一日目 。

 悪天候の中、今回お願いした家本渡船に釣り客約30名(内十数名は大会組)が、最初に瀬付けしたのは名礁水島2番。うねりが大きく降りる磯が限られると言う事で何と12名が暗闇の中渡礁しました。隣ではよその渡船が水島一番に降ろしていましたが、大きな波が磯の背面に当たり釣人の上からバッシャ〜ンと振り落ちるのを目の当たりにしたときは正直ビビリました。

 渡礁確認後、船は一路風裏の本島に向かいますが、島が小さいのとどの船も集まっている為、当然まともな磯は空いていません。(やはりこんな時は沖ノ島が大きくていいですね。)
 どうにか西嶋氏と岸本氏が三角とワレの奥ばったところに、私が港の入り口の直ぐ横の浅い磯に降りました。全くガックシです。


私の磯から撮りました。どうです港から近いでしょう。波止にも降りています。

これは港のすぐ出口にある港の1番です。40〜50のグレが数釣れる人気磯です。
 
 ロッド1,25号、ハリス1,5号と内海スタイルでスタート。遠投できないので(集魚材、生オキアミ使用禁止です)瀬替わりしなければ完璧ボ ーズと諦めていましたが、回り風が一度追い風になり遠投できた時38cmが一尾喰って来ました。 ・・・がその後はさっぱり。 二人はどうかと電話してみると、あれから直ぐ迎えに来て今は水島にいるとのこと。

 釣る気も失せ、座っていると待望の船が迎えにやって来ました。 どうやら多少ウネリは落ちたようで、水島に向かうと言う事です。途中、水島3番の先端から少し入ったところに西嶋氏と岸本 氏がシャワーを浴びながらへばりついているのが見えました。 船はその裏側(北西向き)の高い磯に付けたので、「大丈夫か?」とポーターに聞くと、「今から引くので流されない」と言う。 しびしぶ降りると、直ぐに正面からのウネリが磯に当たり砕けて頭からザブーン。まあ流されなかったが・・・。

 早速釣り再開。しかし、何をしようと何にもエサを取らない。魚はおらんと諦めかけた時、ブシューーッ、一気でした。アテンダー2,25は胴からひん曲がり3〜4秒でハリス4号は簡単に飛んでしまいました。 その一発でその磯は終了。 港に帰ると、西嶋氏が46,5cm、岸本氏も45cmをやっておりバラシも数回あったとかで、悪天候にしてはまずまずと満足した様子でした。


初日の釣果。 グレ32cm〜46,5cm、殆ど西嶋氏の釣果です。
 
 そして二日目 、天候は良くなるかと期待していたのですが、雨おまけに南西の風が強くなり波も3メートルになるとの予報です。 朝一はウネリが無かったので、名礁ツブラに3人で上がりましたが、足場が狭いのと滑るのでくたびれました。 しかしながら当然潮は抜群で、西嶋氏は早くも本流で40cm位までのクチブトの釣りまくり、尾長らしきヤツも当たって口切れもあるようです。 岸本氏と私はどうも釣りが後手にまわり、数尾釣ったところで弁当船がやって来ました。 どうしようかと考えましたが、足場が狭いのと、いつ天候が急変するか分からないのとで後ろ髪を引かれながら瀬替わりすることにしました。

 風裏となる姫島はやはり釣人でいっぱい、やや風の当たるこれまた足場の悪い磯に3人で降りましたが、生命反応はゼロ。 次第に強まる風雨の中、西嶋氏と岸本氏は早々と納竿。私は何とか一尾でもと流します。 その甲斐あってかまたしてもウキがプシューと、3秒でした。その後私も納竿 。船は早めに迎えに来ての撤収になりました。 天候さえ良ければかなりの釣果があったと思われただけに残念、おまけに二日目は写真も撮れませんでした。

 四国は帰りの道中大雨でしたが岩国は大雪だったのには驚きました。 何とか無事に帰れて何よりでした。 

超の付く名礁、グンカンです。 この日(初日)も沢山上がってました。

初日、私の磯の前方のナガハエです。先端で一尾釣るのが見えました。
先端でがんばる人は命知らずとしか思えませんでした。