まだ気象庁から梅雨明けが発表されない今日この頃は、まったく天気予報が当てになりません。雨の予報でも振らなかったり、晴れの予報で急にゲリラ豪雨になったり、この頃の釣り師にはレインスーツが必需品ですね。

　さて今大会は、企画さんが中尾渡船とブラックマオを利用して例年この頃に良型のクロが狙える水無瀬島と八島方面の磯を攻めてみるプランを立ててくれました。企画さんと会員数名が数回にわたり水無瀬島の様子を見に行ってくれていて、４０センチオーバーの実績をあげて当日も期待大、なおかつ八島でも４０センチオーバー続々というニュースが飛び込んできて、早くも一週間前から情報戦が活発に行われていました。

　出欠締め切りから磯割り抽選まで順調に進んでいた今回の大会でしたが、大会前々日夕方、急にブラックマオの船長から「波浪注意の予報の為、出船できない」と断りの電話。こまったところで仕方がありません。そこは企画さんが気転を利かしてすぐさま中尾渡船に連絡して、今回の２便体制を段取ってくれました。それに伴う急な時間変更も役員さんの迅速な対応で、もれなく出席者全員に連絡していただくことが出来ました。ご協力、感謝、感謝でした。

　参加者２２名となり、ブラックマオ乗船予定だった７人が１便で片島、２便の１５人が大水無瀬島と小水無瀬島の各磯に割かれての釣り開始です。当日は雨の予報で皆さんレインスーツ着用で出船でした。出船前は雨も止んでいましたが、「強風波浪もでとるし、昼からはどしゃ降りになるかもしれんけ〜、釣るんなら朝のうちど〜。」と夢磯気象情報が発令されていました。