待ってました平郡島。何かが起こる期待を胸に第６９回夢磯会大会が開催されました。　週間では雨との予報でしたが、当日は好天で絶好のコンディションでした。　まさに強運揃いの夢磯のスゴサを見せ付けられました。
　今回のくじ引きは当日のくじ引きの為、だれもが、Ａ級磯道路下廻りを期待してたんじゃないかと思います。　また、車中からくじ引きするまでの時間、色々な皮算用がなされ得意のモウパイでウフフとか、昨日はパチで勝ったからひょっとしてと思われた方もいるのでは？　しかし、くじはビニルテープでガードされ、これまた、運、一筋となりました。

　総勢３７名の猛者たちを戦地へ送る船は大型渡船ＡＳＵＫＡで２便に分けての乗船でした。　１便７名は横島、２便はハンドウ島・平郡島・掛津島で企画の綿密な情報収集により、確率の高い釣り場への案内、また、船長の縦網場所の敬遠判断など、スタッフの影の努力により、ハイレベルな戦いとなりました。

　
　釣果はこの時期確実に発生する藻の群生をいかに克服し、釣り場に適合した釣りをするかで粘り強く、最後まであきらめない（そーいやー、この名言、だれか言ってたなぁ〜）事で左右されると思います。

　さて、成績の方ですが、栄えある優勝を手中におさめたのは、Ｇ杯チヌ全国大会予選リーグ２位の上野さんでした。平郡島白岩で堂々の５２、７ｃｍビッグママを釣り上げ、有終の美を飾りました。実力はともあれ、強運もスゴイ！！　唯一１匹のビッグママを３匹長寸の中から、１匹長寸のくじを導き出し、実力、運の両面を備えた上野さん、向かうところ敵無し状態です。　しかし、ここで気になるのが何故、こういう状況の中、１匹長寸のくじを引き当てるのかが不思議な会長サン、小生も経験者です。　皆さんの中にも経験された方、いるのでは？　回収の船の中、今回はひょっとしてと確定四暗刻をテンッパタ時の様に高鳴る胸を抑えながら、だれにも悟られぬ様にくじ引きに期待してた方の期待を見事に裏切りました。　しかし、ココが面白いところ、これが勝負です。二位は同じく平郡島白岩で、奇怪チヌを釣り上げた難波さん見事でした。　３位は掛津島で釣り上げた、いぶし銀の神本さん、沖磯のチヌの色がピッタリです。　４位以下は平郡島櫛崎から五十谷まで、掛津島、ハンドウ島でした。詳細は記載の通りです。
　
　次回大会は６月８日（日曜日）、徳山港より野島行きです。　みなさん、当日まで短い期間ですが、腕をみがいて頑張りましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（事務局）