2003年6月度大会報告 (通算第70回大会)
開催日:2003年6月08日(日曜日)
釣り場:野島一帯の磯
天候:晴れ
潮時:小潮 (満潮)02:42 (干潮)09:08  徳山湾基準
渡船:磯フィッシング
参加者:25名

朝來野、泉、井藤、岩本、上野、岡崎龍、神本、岸本、木森、児玉修、芝、陶山、高木、辻村、中尾、中村、永野、難波、西嶋、西村、蜂須賀、廣中、森重、善岡、善村


 6月8日。入梅前の最後の日曜日。初夏の陽気の中、夢磯会の精鋭25人は「せとしお」に乗り込み、爽やかな潮風を切りながら一路野島へ・・・。と言いたいとこですが、「徳山港 午前3時集合!」は余りにも過酷で厳しく、午後10時には消灯したのですが、「早く寝なければ!」という気持が裏目となり、いろいろ考えていると興奮して寝付けない為、寝酒を2〜3杯やったがまだ寝れず、渡船場は酒臭い人とボラ目の人で溢れています。

 企画の岩本氏の、「野島周辺のグレは、全体で数は釣れるが型はでない。中でもサダカネ周辺は数型共に良く釣れているので、15〜20番目に渡礁する人が有利ではないか?」と言う話で、渡礁のクジ引きに力が入ります。早速、岩本氏が「やったー!!!ええクジ引いた!」と言っています。気分が悪いので引き直す事にしました。(冗談です。なぜか?クジが10枚多かった為引き直しました。)

 午前3時半。期待と下心で胸を膨らませた(中にはEカップになっている人もいます。)25人は野島に向け出港しました。
 野島では『海蛍』が所々で飛んでいます。「なんて綺麗なんだろう。」『海蛍』・・・?良く見ると『ケミホタル』。野島周辺は先客で溢れ、サダカネ周辺以外の名礁は、ほとんど埋まっています。ここは九州か?そのうち渡船システムも、『日帰りで茶色い海を釣る黒髪島』、『1泊2日で緑色の海を釣る馬島・州島・大津島』、『3泊4日で青い海の野島遠征』 野島は男女群島か?
 船長の少々荒い操船の中(大会出席人数が予定より10人程度減ったせいか?)、船につかまり少々不安な気持で、次々と泣々空いた場所に渡礁しました。

 当日の野島周辺の状況は天侯は良かったのですが、いまいち潮が動かず、風とゴミが不自然に道糸を引っ張り、水温が上昇したせいか?デンゴと木っ端グレの活性が高い為にエセエサ、マキエワークを駆使しなければアタリの取り難い厳しい状況だったと思います。 
野島
今回の舞台となった野島
回収状況
 野島水道、回収状況
 
 そんな厳しい状況の中での栄えある優勝は、下馬評通りのサダカネに渡礁し、先日『バイアグラ』を武器に3年振りに嫁の笑顔を見たという『ジェイク』こと高木氏。「さすが ワシ!」、「やるときゃ やる!」、「数々の栄光?」などと自我自賛で、初優勝の喜びも人一倍です。今後、年間MVP争いの台風の目になる事は間違いなく有りませんので安心してください。5月に上陸した季節外れの台風のような感じだと思って下さい。 2位には新入会員の『秋穂の釣〇〇』こと西本氏。釣技の程は謎ですが、練りエサの名手だという噂が流れています。3位には上位入賞の常連客、50過ぎても未だに絶倫の岩本氏。自宅の一室にツケエサ製造工場を持ち、オキアミを一週間前から精力剤など信じられない物に漬けてるそうです。4位には女子大生と高級台湾マッサージの好きな『男の中の男』善村氏。5位には出席すれば何時もさりげなく上位入賞、『何を造るのか?』善岡造氏。(6位以下は下記参照)
 
 全体的に数、型共に今一つの中で場所の優劣、検量枚数の運など確かに有りますが、ある程度の釣技とそれぞれを味方に付けなければ上位入賞は難しいものです。あらためて上位入賞者に賞賛を送りたいと思います。
 今回で2003年度前期大会が終了しました。只今、年間MVP争いは略横一線状態でメンバー全員にチャンスが有ります。初代名人位に上野氏、陶山氏、西嶋氏(ポイント順)がリーチを掛けています。怪我や事故が無かった事に感謝し、この調子で楽しく10月の後半戦を迎えましょう。       ( ?記 )
 
検量状況
検量状況、全般的に型は今一。潮の影響?
表彰式、高木氏
優勝賞品を受け取る高木氏。 「さすが、ワシ!」
準優勝、西村氏
新入会員の西村氏が準優勝!
おめでとうございます。
優勝、高木氏
玖珂軍団で遅れをとっていた高木氏、見事初優勝

第70回大会結果(グレ5匹重量)
順位 入賞者 重 量 場 所 賞 品
優勝 高木吉久 2.520Kg(5匹) 野島、サダカネ がまかつ、アテンダー08−53
準優勝 西村忠久 2.460Kg(5匹) 野島、ヤブレ横 ダイワ、トーナメントiISOインパルト2500LB
第3位 岩本 猛 2.210Kg(5匹) 野島、水道 がまかつ、コモクール
第4位 善村泰康 2.180Kg(5匹) 野島、サダカネ三角 マルキュー、グレパワーV9、1箱
第5位 善岡 造 2.160Kg(5匹) 野島、サダカネ ダイワ、PVバッカンFH40cm
第6位 岸本信博 2.120Kg(5匹) 野島、ヤブレ がまかつ、メッシュキャップ
第7位 辻村一寛 2.100Kg(5匹) 野島、水道 リチウムLED3WAYライト
第8位 永野美智也 2.020Kg(5匹) 沖島、一番 東レ、フィッシンググローブ
第9位 陶山 孝 2.010Kg(5匹) 野島、? シマノ、フォールディングギャフ
第10位 泉 秀喜 2.000Kg(5匹) 沖島、一番 グランドマックスFX1.2号