2006年6月度大会報告 (通算第83回大会)
開催日:2006年6月11日(日曜日)
釣り場:尾島、牛島、叶島、鼻繰島
天候:晴
潮時:中潮 (干潮)14:18、26cm  (満潮)07:40、275cm  徳山基準
渡船:高木渡船
参加者:26名 

朝來野、泉、井藤、上野、海野、尾崎、押川、尾林、神本、木森、重村、陶山、高木、武廣、辻村、永野、中村、難波、西嶋、西本、蜂須賀、村重、森光、森山、善岡、善村

 「山口県は梅雨入りした模様です」 ・・・ 模様 ・・・・ 最近の気象庁は何とも曖昧な表現が多いですねぇ (^.^)  これから先は降水確率 50% の日が多くなり、 屋外レジャーの計画を立てる際に頭を悩ます日が続く事でしょう。 そんな梅雨入り宣言が出された3日後の 6月11日、今年2回目の夢磯大会が開催されました。 今回の舞台も光沖。 対象魚はグレです。 前回大会の釣果(チヌ)には目 を見張るものがあった為、今大会の釣果にも期待が高まります!! 前回大会終了時に名人位(陶山さん)が誕生した為、全員のポイントが0に戻り、気持ちも新たに、いざ出陣です!! ・・・・ が ・・・・集合時間が AM3:15、出船が AM3:45 と言う少々過酷なスケジュールの為、殆どの会員のお目目は半分閉じ気味です (*.*)  しかも天気予報は曇り時々雨、降水確率60%の悪天候予報。多少ムレムレになるのを覚悟して、レインウェアを着用しての出船です。 目指す島は尾島・牛島・叶島・鼻繰島。事前情報が余りありませんでしたが、過去の実績からこの時期のグレには定評があります。26人の精鋭が4島に上礁し、熱いバトルの始まりです。

 AM 4:30前後には空も白み始め、これから雨が降るのが嘘のような空模様ですが、レインウェアを脱ぐ時間も惜しんで竿を出す会員が殆どだったのではないでしょうか ?  私は鼻繰島の無名磯に上礁したのですが、名礁「 タカノス 」に上礁した会員達は、私がレインウェアを脱いでいる間に竿を曲げて、早速やり取りを開始されています (>.<) 私と同じ磯に上がった森光氏も 早々に竿を出されています。 「雨が降った時の為に、やっぱり着ておこうかなぁ ・・・ 」 と悩みましたが、結局そのまま釣りを開始しました。この判断が後に、私にツキをもたらす結果となりました ・・・ 。 日が昇るにつれて、雨が降る気配が全く無くなってしまいました。 隣を見ると、 森光氏が 「 良型 1 匹釣ったらレインウェアを脱ぐど!!」 と頑張っておられます。 しかし ・・・ 釣れません ・・・ 彼の額からは大粒の汗が流れていたに違いありません。 ようやく良型をゲットした彼は、安堵の表情でレインウェアを脱ぎ始めました。 しかし、時既に遅し ・・・・ 一睡もしていない彼は、暑さと睡魔にやられてしまい、 長い長い眠りに就いたのでした (−。−) こんな会員も多々おられたのでは ・・・ ?  ただ、眠い目 を擦りながら頑張った割には、 思う様な釣果を得られなかった磯が多かったみたいですねぇ。 どこの磯も大量の コッパグレ・デンゴ・ヤハン・フグとの戦いを強いられていた様です。

回収
お世話になった高木渡船
 回収の船中でも、殆どの会員が両手ではなく、片手でグレの大きさを表現しています。 こうなれば数で勝負!! とばかりに、会長の検量枚数の抽選結果に注目が集まります。 「 5枚、5枚、5枚 ・・・・ 」 その願い空しく、会長が引かれた数字は 「 3枚 」 ・・・ 数少ない良型をゲットした会員の目 が キラリ と光ります (\ .\) 
 そんな数少ない良型を、持ち前の釣技で見事にゲットし、優勝に輝いたのは ・・・・ 何と半分以上の時間を睡眠に費やした森光氏 でした!! 終了1時間前に ムクッ と起き上がり、海の状況を瞬時に判断し、10m ほど釣り座を移 動して粘る事 30分、 この日一番の良型を手にされていました。 前回大会3位に続いての入賞です。 おめでとうございます!!!

 そして2位は ・・・・・ 森光氏と同じ磯に上礁し、一睡もする事無く釣り続けた ジェイクこと 木氏 でした!! 20g差での2位 ・・・・ 最後に森光氏に釣られた魚が決定的だったみたいです。 しかし、半分以上寝ていた相手に負けるとは ・・・・ まだまだ修行が足らないみたいです。

 そして 3 位 は ・・・・ 最後まで粘りに粘って釣りをされていた中村氏でした!! 叶島マルに上礁した会員は、10匹程度しか魚に触っていないと言う不甲斐無さを発揮していましたが、そんな厳しい状況の島から唯一の入賞は流石です!! 4位からの成績は別表を御覧下さい。

 お楽しみ抽選会には、この時期には非常に嬉しい缶ビール(発泡酒?)の他に、陶山賞として道糸(サンラインマークX1.75号)&ハリス(ブラックストリーム1.5号)のセットも賞品として提供して頂き、皆さん、一喜一憂されていました。

 最後の会長挨拶でも話がありましたが、型はイマイチでしたが、数釣りは楽しめた大会だったのではないでしょうか? 型が良くなるのはまだまだこれからです。 船釣りではこれからイサキがメインになってきますが、磯ではこれから近海で40cmグレが釣れ始めます!! そんな良型グレを大会でゲットする為に、次回大会は中尾渡船を利用させてもらいます。日程は7月 12日の水曜日です。平日大会で、しかも暑い最中ではありますが、多数の会員の参加を期待しています。次回大会も頑張りましょう!!!

 大会報告担当、事務局のジェイクこと高木でした。

検量
難波運営委員のよる検量状況
3位、中村氏
あのアジの中、よく釣りました。第3位の中村氏。
銃優勝、高木氏
やるときゃやります。準優勝の高木氏。
優勝、森光氏
絶好調!優勝の森光氏。
お楽しみ抽選会
お楽しみ抽選会状況。
お楽しみ抽選会
お楽しみ抽選会状況。
会長挨拶
会長挨拶。
優勝の森光氏
実力派、森光氏。優勝おめでとうございます。

第83回大会結果(グレ3匹重量)
順位 入賞者 重量 場 所 賞 品
優勝 森光裕士 1,81Kg (3匹) 鼻繰島、ワンド 錦帯釣具店4万円商品券
準優勝 高木吉久 1,79Kg (3匹) 鼻繰島、ワンド 錦帯釣具店2万円商品券
第3位 中村茂俊 1,75Kg (3匹) 叶島、中3番 錦帯釣具店1万円商品券
第4位 泉 秀喜 1,64Kg (3匹) 鼻繰島、鷹ノ巣1番 がまかつ、フィッシングナイフ
第5位 朝來野 昇 1,47Kg (3匹) 鼻繰島、鷹ノ巣2番 がまかつ、ショルダーバッグL
第6位 押川裕之 1,46Kg (3匹) 鼻繰島、鷹ノ巣3番 釣研、チタン杓
第7位 井藤洋二 1,43Kg (3匹) 叶島、ムスビ がまかつ、トランクトレー
第8位 西嶋和夫 1,41Kg (3匹) 牛島、3番 釣研、フィッシンググローブ
第9位 武廣展明 1,30Kg (3匹) 鼻繰島、鷹ノ巣3番ハナレ ダイワ、エギキャリーU
第10位 蜂須賀弘幸 1,28Kg (3匹) 尾島、2番 ダイワ、水くみバッカン