７月 １日よりタバコ値上げ ・ ・ ・ と言うより増税。 加えて ＪＲ東日本 では、新幹線を含む全ての車両での喫煙禁止。 ＪＲ西日本 での導入も時間の問題 ・ ・ ・ 。 更には、山口県で撮影が行われた人気ドラマ 「 HERO」の中で、中井 貴一が発した 「 タバコを海に捨てた事が許せなかった ・ ・ ・ 」 と言う一言 ・ ・ ・ 。　どうにも禁煙せざるを得ない状況を作り出している世間に、 そろそろ順応しようかなぁ ・ ・ ・ と考えている今日この頃です。 周南の若い釣り迷人も言っていますが、 タバコをやめれば 月に２回多く釣りに行ける程、小遣いも残りますしねぇ ・ ・ ・ 。 切実な問題です ( * . * )

　そんな ドンヨリ した気分を晴らすべく、 ７月１２日（水曜日）、 第 ８４ 回大会が周防大島 大水無瀬島 ・ 由利島を舞台に開催されました。 平日大会に参加すべく、仕事の段取りを組んで集まった精鋭は２２名。 少し寂しい大会となりました。 この時期に昼過ぎまで釣りをしていたら暑さにやられてしまう ・ ・ ・ との考慮から、 ＡＭ ４：３０ 出船、ＰＭ １２：００ 回収と言う理想的な段取りが組まれました。 本来であれば大水無瀬 ・ 小水無瀬での開催になるのですが、企画の方々による事前釣行の結果、 小水無瀬はデンゴの巣と化している事が判明した為、急遽 由利島を利用する事となりました。

　そうなるとやはり本 命は大水無瀬です ！！ この時期の実績は十分です。 いつも大会の際に使用しているクジのセットが無かった為、即席で作った紙製のクジを使用しての場所決めです。 大水無瀬 １０ 名 ・ 由利 １２ 名の予定ですので、 誰もが １ 〜 １０ までのクジを引き当てようと静かな闘志を燃やしています ！ しかし由利島の情報が何一つない為、 １１ 〜 ２２ を引いた会員の顔に落胆の色はありません ！！ 逆に、「 由利島で竿を出すのは初めて 」 と言う会員が多かった様です。 私も初めて由利島で釣りをする事となりました。

　港を出てから３０分後、 船に弱い人間には少々辛い揺れを演出しながら瀬付けが始まりました。 大水無瀬に １０ 名の精鋭を降ろした後、 更に１５分の船旅を経て、由利島に到着しました。 山口県より愛媛県の方に近い島だと聞いていたので、それだけで私の目は爛々と輝いています ( ^ . ^ ;)　
　
　由利島釣行経験者の話によると、 「 灯台のハナレ 」 と言う磯が Ａ級ポイントらしいのですが、 初釣行の人にとっては、 どの磯でも巨グレが出そうな気がしていたのではないでしょうか ？ それが気のせいだとも知らずに ・ ・ ・ ・ ・ 。

　何か様子が変だ ・ ・ ・ と感じ始めたのは、釣りを開始して １時間が経過した頃でしょうか。 「 おっ ！ グレか ？ ！ 」 と思わせる様な青白い魚影 ・ ・ ・ 良く見ると型の良いアジでした ( ; . ; ) その数十分後、 海面をバシャバシャと波立たす魚の群れ発生 ！ ！ 「 湧きグレじゃ ！ ！ 」 と興奮したのですが ・ ・ ・ ・ 良く見ると小メバルの群れでした ( ; . ; )  更にその数十分後、 先程の青白い魚影が、 何だか長細くなって群れています ( ; . ; )

　大水無瀬に上がった筈の玖珂のＴ氏からは、２ ・ ３ 回電話が掛かりました。この人は、魚が釣れないとついつい電話を掛けてしまう癖があるみたいです。 岩国のＫ氏のもとには、５分おきに電話が掛かったそうです。 「 どこも辛い思いをしてるんだなぁ ・ ・ ・ 」 と思いつつも、とにかく撒き餌を無くさないと帰りが辛いので、 炎天下の中、必死に撒き餌を打ち続けた会員が多かったのではないでしょうか ？

　ＰＭ １ ： ３０ 帰港。 抽選の結果、３ 匹重量での検量が始まります。 ・ ・ ・ ・ と、いきなり 「 へっ！？ 」 と言いたくなる様なグレが検量に出されました。３５ cmは優に超えており、更には体高もある デップリグレ が ３ 枚 ・ ・ ・ 。 続いて先程のグレより更に一回り大きい デップリ君が３枚 ・ ・ ・ 。

　聞けば、大水無瀬では ボ ーズ の会員は、いなかったみたいです。方や由利では半分がボーズ ・ ・ ・ ・ 。 多少明暗が分かれてしまいました。しかし、大水無瀬も由利も楽に釣れる状況ではなかった筈です。その証拠に、 大水無瀬から電話を掛けまくった人もいるのですから ・ ・ ・ 。