2006年9月度大会報告 (通算第85回大会)
開催日:2006年9月24日(日曜日)
釣り場:(徳山湾)洲島、馬島
天候:晴
潮時:中潮 (干潮)3:31、77cm  (満潮)9:41、324cm  徳山基準
渡船:磯フィッシングセンター せと志お
参加者:20名 

朝來野、泉、岩本、上野、海野、神本、岸本、木森、重村、陶山、高木、武廣、中村、西嶋、廣中、村重、森重、森光、森山、善村

 秋の気配が次第に色濃くなってゆく今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか? カワハギの肝は次第に硬さを増し、波止周辺では太刀魚やアオリイカが乱舞する。釣り人にとっては絶好の季節となりました!毎年この時期に思います。秋刀魚が波止から釣れればなぁ・・・まぁそぉなると、ほとんどの波止は立入り禁止になるでしょうね(*.*) てな具合に、なかなか磯の話題への突入が遅くなっている私です。前回の夢磯大会以降、磯竿を振ったのは太刀魚を釣る為に2号竿を出動させたくらいでしょうか・・・情けない(;.;) しかしこんな私でも、夢磯の大会だけは出場せねば・・・との思いから、後半戦開始日に向けて練習・・・はしませんでしたが、気合だけは十分です!!

 9月24日(日曜日)AM4:45、今大会の舞台となる徳山湾の船着きに集結した精鋭は20人・・・。未だかつて20人を割り込んだ大会は無いのですが、非常に危うい参加人数です(~~) まぁこの時期、運動会・稲刈り・家族サービス・船釣り?・鮎釣り?? と、各々のっぴきならぬ予定があるかと思います。その割には多目 の参加人数ではないでしょうか。 今回の対象魚はグレ。夢磯規定では23cm以上とあります。何故この数値が重要なのか・・・事前釣行をされた会員からの情報、更には各HPによると、ここ最近の徳山沖のグレは少々型が小さい。との話が耳に入っていたからです。こぉなると、良型を数枚キープすれば上位入賞の可能性が出てきます!しかも20人での戦い・・・参加者の目が爛々と輝きます。 磯フィッシングセンターの伊藤船長操舵の船に揺られ、洲島・大津島を目指します。今話題の回天基地周辺で、市川海老蔵と同じ空気を吸いながら釣りたいなぁ・・・と個人的には思っていたのですが、ほとんどの会員は洲島に上礁しました。野島・大津島ではなくこの周辺が、今時期の好ポイントだそうです。その言葉を裏付ける様に、会員上礁後、2ハイの渡船が釣り人を乗せてやって来ました。更に、徳山に詳 しい森光氏の話によると、我々が上礁した磯はG杯地区予選の決勝戦でも使われている磯だ!との事でしたので、自然と私の口元は緩みます(\ v\ )

 釣り開始後、すぐに23cmあるなしのグレが釣れました。「おっ!今日は期待出来るかも!これから型が良くなって・・・」と思われた会員が多いのではないでしょうか?案の定、暫くすると海面に30cm級の青白い魚影が乱舞し始めました!!「きたきた〜〜っ!!」すぐに二段浮きをセットし、タナをウキ下50cmに設定して仕掛けを投入します。と、すぐにウキが横走り!!すかさず合わせを入れます。予定通り30cmをキープです。但し、下唇を入れて30cm・・・目 の前の海はサヨリの巣と化していました(;.;) 殆どの会員がこの時点で飲み物の蓋を開けられたのでは?中にはお昼寝タイムに突入された方も・・・。しか〜し、私と一緒に上礁したK氏の目 は、輝きを増していました!!K氏も私と同じく二段浮き仕掛けを投入されています。まるでスーパーボ ールを2個付けた様な2段浮き・・・「へっ?」・・・よく見ると完全なサヨリ仕掛けです(**) 入れ食いです!サヨリ釣りと言うよりはサヨリ漁です。終了時間までつり続け、何と7〜8kgの釣果です!!「よ〜し、これで今日は¥15,000の収入じゃ!」とK氏。よく考えたらK氏はプロ!!早く言ってくれれば、私も死ぬ気でサヨリを釣ったのにぃ〜〜〜!!(>.<) 深タナも探ってないし、後悔ばかりが残る釣行でした。


徳山湾の夜明けです。喰いそうな予感?

遠くに野島が見えます。 喰いが良ければ行きたかった・・・

洲島の好ポイント

洲島の好ポイント
 そんな厳しい状況の中、予定通り良型をキープして優勝したのは・・・久々入賞の名人位上野氏でした!これで何度目 の優勝でしょうか・・・。結婚しても女房に全ての精気を吸い取られる事無く、釣りの精気だけは残していた様です。しかし、今回の釣行でアテンダー1.5号を折ってしまい、満面の笑みでの優勝とはならなかった様です。まぁ修理費には充分な賞金を手にしたのですから、挫けないで下さい!ラーメンご馳走様でした(^^) 本当におめでとうございます!!

 そして第2位は・・・私の隣の磯に上礁し、アグレッシブに深タナを攻め続けた木森氏 でした。同礁者の森光氏の口撃に臆する事無く、堂々の釣りっぷりでした。良型を釣った際に叫んでおられた「深いどっ!深いど〜っ!!」と言う言葉に素直に従っていれば、私にも好釣果が・・・そぉ思うと悔しいです。しかし、釣ったタナを大声で皆に教えて下さるあたりに、人間の器の大きさを感じます(^^) 私だったら「グレが浮きあげとるど〜っ!」と叫びます。

 そして第3位は・・・廣中氏と同重量だった為、運命のジャンケン勝負となりましたが、そのジャンケンを制した名人位西嶋氏 でした。本来ならこの時期、カワハギ以外には目もくれない方ですが、カワハギ釣りにぶつける思いをグレにぶつけ、見事上位に食い込む釣果を得られました。やはり西嶋氏も多少深めのタナを攻めておられた様です。これまたラーメンご馳走様でした(^^)

 4位〜10位の成績は別表を御覧下さい。

 今回のグレ釣りは、この時期にしては珍しくタナが深かった様です。そのタナにいち早く気付かれた方が、上位入賞を果たしておられるように思います。改めてその釣技・観察力に敬意を表したいと思います。

 次回大会は10月22日(日曜日)上関沖を予定しています。対象魚は今のところグレを予定していますが、状況によってはチヌに変更する可能性もありますので、大会が近づきましたらHP・連絡網 等で御確認願います。大勢の会員の参加を期待しています!!

  <追記>

 皆様もニュース等で既に御承知とは思いますが、昨今、飲酒運転が社会問題として大きく取り沙汰されています。先日も、飲酒運転で歩行者を跳ねた運転手に3億円の支払いを命じる判決が出たばかりです。呼気1リットル中のアルコール含有量が0.15mg以上で「酒気帯び運転」になってしまいます。これは缶ビールを1本 飲めば充分に検出される数値です。しかも血液中のアルコール濃度が最も高くなるのが、飲酒を始めて2〜3時間後だそうです。「汗をかけばアルコールは全部抜ける」と言う考えは通用しなくなっています。

 故に、車を運転して釣行される方、磯場・釣り場での飲酒は人生を台無しにする要素を十分に含んでいます。自覚の問題ではありますが、飲酒運転は絶対にやめましょう!!

                                                        (文:ジェイク)

検量状況

第3位の商品券をかけてマジのじゃんけん

廣中氏を押さえ第3位の商品券を獲得した西嶋氏

準優勝の木森氏

お楽しみ抽選会状況

優勝の上野氏、おめでとうございます!

第85回大会結果(グレ3匹重量)
順位 入賞者 重量 場 所 賞 品
優勝 上野秀雄 1,89Kg (3匹) 洲島 錦帯釣具店4万円商品券
準優勝 木森誠一 1,74Kg (3匹) 洲島 錦帯釣具店2万円商品券
第3位 西嶋和夫 1,42Kg (3匹) 洲島 錦帯釣具店1万円商品券
第3位 廣中秀則 1,42Kg (3匹) 洲島 錦帯釣具店7千円商品券
第5位 森重 進 1,40Kg (3匹) 洲島 錦帯釣具店5千円商品券
第6位 中村茂俊 1,34Kg (3匹) 洲島 シマノ、シースナイフEV
第6位 森光裕士 1,34Kg (3匹) 洲島 がまかつ、フィッシンググローブ
第6位 武廣展明 1,34Kg (2匹) 洲島 シマノ、ピニオンリール
第9位 泉 秀喜 1,33Kg (3匹) 洲島 がまかつ、携帯電話ケース
第10位 重村克明 1,32Kg (3匹) 洲島 釣研こぼれんバケツ