開催日:2007年4月22日(日曜日) 釣り場:尾島、牛島、叶島 天候:曇りのち雨 潮時:中潮 (満潮)10:40、245cm (干潮)05:12、135cm 室津基準 渡船:高木渡船 参加者:32名 |
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朝來野、泉、井藤、岩本、上野、海野、岡崎、尾崎、押川、神本、木森、重村、芝、陶山、高木、竹内、谷平、辻村、永野、中村茂、中村吉、難波、西嶋、西本、廣中、廣山、益田、村重、森重、森光、矢野、善村 |
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若葉青葉を渡る風もすがすがしい折柄、皆様如何お過ごしでしょうか (^^) 昨年から今年にかけて、冬・春・夏・秋・春といった変則的な四季?を醸し出す地球。海水温もその影響を受けたのでしょうか。毎年1月にピークを迎える徳山湾のチヌも、今年はスパークせず仕舞い・・。GWを迎えようとするこの時期になって釣れ始めています。日本が熱帯雨林気候になる日も、そぉ遠い話ではないかも知れませんねぇ・・。 そんな、冬らしい季節を経験する事無く迎えた4月22日、今年一発目の夢磯大会(通算88回目)が光沖にて開催されました。参加人数は32名。上々の滑り出しではないでしょうか。まぁこの時期、船メバルも一段落し、サーフカレイも終盤に突入している為、そろそろ磯で巨チヌの引きを堪能したくなった会員も多い筈です。2便に分けての出船となる為、事前のクジ引きにより1便・2便に分かれます。1便の集合時間がAM2:00、2便の集合時間がAM3:30・・・しかも当日の天気予報は、朝から雨・・・昨年同様、数少ない2便のクジを引き当てようと、大会一週間前から早くも壮絶なバトルが展開されました (^^;) 運良く?1便を引き当てた会員はAM2:30、牛島・叶島に向けて出港。殆どの会員は睡眠時間0だったのではないでしょうか?しかしこの時間の出船は仕方ありません。昨年の大会時、1便AM3:00の出船で、叶島・鼻繰島のめぼしい磯の大半は他の釣り人が上礁しており、仕方なく合間を縫って上礁すると言う苦い経験をしていますからねぇ・・。今年は勇貴丸 木船長も気合が入っていました。その気合は2便出船時にも衰える事は無く、寝坊した会員(頭文字M)が後5分で港に着く、と言う状況でもその会員の到着を待つ事無く、AM4:30丁度に尾島に向けて出港してしまいました (*.*) しかしそこは根の優しい船長です。ちゃんと3便にて遅刻会員を近場の磯に渡して下さいました。船長、有難う御座います。 天気が良ければAM5:00には明るくなるのでしょうが、雨は降らないものの空はドンヨリと曇っていた為、30分程度遅れてウキを認識出来る明るさになりました。久しぶりの大会とあって、電気ウキを使用して、暗い内から釣りを開始された会員が多かったのではないでしょうか?私は2便だったのですが、それでも明るくなるまでの30分間は電気ウキを使用しました。意味は無かったですけど(;.;) 明るくなって海中の様子がわかってくると・・・予想はしていましたが、そこら中が藻だらけです(*.*) この時期のチヌ釣りは、この藻の中をどぉ釣るかが鍵になってきます。殆どの会員が、この藻を攻略する為に試行錯誤されたのではないでしょうか? 特に叶島周辺の磯の藻は強敵だったらしく、中三に上礁した会員(頭文字N)は、確実に45cmオーバーのチヌ4枚を、全て藻に持って行かれたそうです(;.;) 時が経つにつれ、厄介者が藻だけではなくなりました。昼前から降り始めた雨です。お湿り程度の雨であれば気にならないのですが、結構な勢いで降り始めましたねぇ。私の合羽は透水率100%なので、寒くて寒くてジッとしておれず、常に撒き餌を撒くか、仕掛けの調整をするかして、体を動かしていました。釣りで体力を使い切った会員が多い為でしょうか、回収の船中で言葉を発する方は少なく、ジッと目を閉じて体力の回復を図る会員が目立ちました。それが雨による体力低下ではなく、魚とのやり取りによるものだとは私は知る由もありませんでした・・・。 |
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むこうに見えるのが尾島0番、中央が1番。(尾島2番より撮影) |
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港に到着後、検量開始です。抽選の結果、3枚長寸となりました。会員の顔色が悪くなります(~m~)聞けば、叶島中三だけではなく、牛島を含めたどの磯も、藻による巨チヌバラシが多かったようです。50cmオーバーの巨チヌを手中に収めた方もおられましたが、3枚と言う数を求められると、やはり藻によるバラシが悔やまれたみたいです。ただ、針に掛けた魚の数をみてみると、光沖はノッコミチヌ最盛期である事は間違い無いみたいです(^^)
そんな状況の中、数・型を揃えて優勝トロフィーを手にしたのは・・ジェイク木氏でした! 49.7cm、49.2cm と、2枚の良型を揃えていましたが、あと1枚が30cm 前後だった為、2枚長寸であれば入賞するかも・・と密かに期待はしていたみたいです。「3枚長寸でよ」の声を聞いた時にはガッカリしましたが、各磯でのバラシのおかげで見事優勝に輝きました! おめでとうございます!! ありがとうございます!!(^^) 今回の大会では、生い茂った藻をどの様にしてかわして魚を取り込むかが鍵だった様に思います。上位入賞者に尾島上礁者が多い事から、叶島・牛島に比べて尾島の藻の量は多少少なかったのかも知れません。ただ、尾島9番に上礁した電話魔(頭文字T)の様に、魚を掛ける事すら出来ない状況の磯もあった中、規定の枚数を手中に収めた入賞者の方々に、改めて敬意を表します。おめでとうございます! |
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第3位の村重氏。 |
優勝の高木氏。 |
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お楽しみ抽選会状況。 |
お楽しみ抽選会状況。 |
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お楽しみ抽選会状況。 |
お楽しみ抽選会状況。 |
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西嶋副会長による締めの挨拶 |
お見事優勝の高木氏。おめでとうございます! |
順位 | 入賞者 | 重量 | 場 所 | 賞 品 |
優勝 | 高木吉久 | 133,3cm (3匹) | 尾島、0番 | 錦帯釣具店4万円商品券 |
準優勝 | 陶山 孝 |
116,9cm (3匹) | 尾島、2番 | 錦帯釣具店2万円商品券 |
第3位 | 村重克次 | 116,0cm (3匹) | 尾島、8番 | 錦帯釣具店1万円商品券 |
第4位 | 岩本 猛 | 113,2cm (3匹) | 牛島、シズミ | がまかつ、フィッシングナイフ |
第5位 | 上野英雄 | 111,1cm(3匹) | 牛島、大バエ | ダイワ、PVハードバッカン40cm |
第6位 | 西嶋和夫 | 110,3cm (3匹) | 牛島、大バエ | がまかつ、オールメッシュキャップ |
第7位 | 泉 秀喜 | 105,7cm (3匹) | 叶島、中3番 | がまかつ、フィッシンググローブ |
第8位 | 善村泰康 | 105,7cm (3匹) | 叶島、ムスビ横 | ダイワ、ウキ取りパラソル |
第9位 | 竹内 務 | 103,8cm (3匹) | 牛島、大バエ | LEDヘッドライト |
第10位 | 尾崎博昭 | 84,8cm (2匹) | 叶島、北1番 | 伊呂波、魚ハサミクリッパー |
第11位 | 中村吉彦 | 84,6cm (2匹) | 牛島、3番 | 釣研、水くみバケツ40cm |
第12位 | 井藤洋二 | 51,7cm (1匹) | 叶島、三角 | シマノ、杓柄ホルダー |