2007年6月度大会報告 (通算第90回大会)
開催日:2007年5月20日(日曜日)
釣り場:金丸島、情島、諸島、津和地島、流れ児島
天候:晴れ
潮時:中潮 (干潮)5:05、144cm  (満潮)10:23、282cm  情島基準
渡船:西村渡船
参加者:29名 

朝來野、泉、井藤、岩本、上野、海野、岡崎、押川、神本、岸本、木森、芝、陶山、高木、竹内、武廣、谷平、永野、中村茂、中村吉、難波、西嶋、廣中、廣山、益田、村重、森山、矢野、善村

 冬眠していた動物達も目を覚まし、眠気眼で活動を始める季節となりました・・・と言いたいところですが、今年は少々違うみたいです。これだけ暑い日が続くと眠気眼どころではなく、エンジン全開で動き回っています! わが家の万年床布団に近付くと、何かミョ〜に痒くなる。夜間うかつに窓を開けていると、やたらと蛍光灯に物が当る音が響く。磯に上がると、ミョ〜にデカい蚊がワンサカ飛んでいる。等々、店先に夏物用品を陳列していないこの時期には非常に困ってしまう現象が起きています。昨年購入した余り物の虫除け用品を利用して何とか乗り切りましょう。

 そんなこんなで迎えた5月20日(日曜日)、今年2回目(通算89回目)の夢磯大会が開催されました。参加人数は29名、場所は大島伊保田沖の島々です。この時期の情島・金丸島と言えば・・・そぉです、真鯛です!今大会の対象魚は鯛は鯛でも黒鯛ですが、外道で真鯛が釣れるとなると、参加者の目の色が変わります!朝の一発に備えて、2号竿に2号道糸・2号ハリスをセットしている会員が多々おられました。中には大会だと言う事を無視して、真鯛狙いオンリーでカゴ仕掛けしか持参していない不届き者の会員もいました

(-.-;) 朝の内に竿を出した方が真鯛ヒットの確立が上がるので、今回に限っては、3便体制の内の1便に人気が集中しました。見事1便のクジを引き当てた会員は、情島・金丸島。2便は津和地島周辺。3便はナガレコ周辺に上礁し、バトル開始です!

 爽やかな五月晴れ・・・と言うよりは7月の夏日を思わせる様な陽気だった為、上礁と同時に上着を1枚脱いだ方が多いのでは?私は2便に乗船し、とある島に1人で上礁しました。上礁後すぐに、隣の磯に上礁した玖珂の会員(頭文字N)の所まで行きました。何故か?私、こちら方面への釣行回数が少ない為、自分が何と言う島の何と言う所に上礁したのかわからなかったのです(;.;) 場所の名前もわからない状況だと、入賞した際に「どこで釣ったのか、わかりません。」と答えなければなりません。それはとても恥ずかしい事だと思ったので、一山超えた隣の磯まで場所を聞きに行ったのです。故に他の会員よりも多く汗をかいたので、余計に「今日は暑い!」と感じてしまいました(^^;) この行為が、全くもって「とらぬタヌキの皮算用」だとは思いもせずに・・・。N氏のところに到着し、ホッと一息入れていると、山の方を向いて一心不乱に仕掛けを作っていたN氏がこちらを振り向き、「ウォ!!」と叫び声をあげ、「何であんたがおるんかのっ!?」と目を白黒させています。聞けば、ここは津和地島の「西のハナ」と言う場所で、私が上礁したのはその奥の磯だそうです。普通、私の場所から西のハナまで歩いて来る人はいないそうです。確かに険しい道程でした(^.^;) しかし、ここまでして場所を特定したのですから是が非でも入賞し、堂々と釣場を公表しなければなりません。2時間で釣り飽きたN氏を横目に、時間ギリギリまで必死に釣りました・・・無駄なあがきでした・・・。

 2便が帰港後、1・2便の検量を先行して行いました。抽選の結果、2枚長寸となります。「はい、魚出して下さいよ〜。」検量係が声を掛けます。ワラワラと魚が出てきます。が・・・ほとんど1便乗船の会員達の魚です。2便は・・・数名のみ。明暗が分かれてしまいました。暫定トップの会員が「3便激沈、3便激沈・・」とつぶやきます(^^;) その願いが通じたのでしょうか。ほぼ激沈状態・・。

エサ取り云々というより、チヌの気配が無い磯が多かった様です。

 そんな厳しい状況の中、見事優勝に輝いたのは・・・絶好調男!善村氏でした!!ここ最近の検量で、名前の出なかった大会は無いのではないでしょうか?常に上位に喰い込んでいます!よっぽどアゲマンな女子大生を捕まえたに違いありません(^.-) 冗談はさておき、改めてその釣技に敬意を表します。おめでとうございます!!

 そして第2位は・・・出ました!名人位 西嶋氏です!散々な釣果だった2便から、唯一上位入賞です。光ってます。「名手場所を選ばず」の格言通りですねぇ(^^)V おめでとうございます!

 そして第3位は・・・これまた出ました!いつ何時も自分の釣果を最後まで公表せず、最後の最後に何人もの会員をがっかりさせている岩本氏です!今回も例外に漏れず、自分のクーラーの上にドッシリと腰を下ろし最後の最後まで動こうとせず、ようやく腰を上げたと思ったらお約束の様に良型チヌを取り出し、しっかりと入賞。上野氏の冷たい視線と口激を受けていました(^^) しかしまぁ毎回毎回よく釣られます。脱帽です。おめでとうございます!!

 第4位からの成績は別表を御覧下さい。

 裏本命?の真鯛は、カゴ振り賢ちゃん以外には釣果がなかったみたいです。その点は残念でした。

 今大会の成績を見てみると、入賞しないまでも、毎大会で必ず釣果を上げている方々が入賞しておられる様に思います。潮が早い・遅いに係らず、何かチヌ釣りの秘策を持っておられるのでしょう。感服致します。その秘策のひとかけらでいいので、最近泣かず飛ばずのN副会長に教えてあげて下さい。ここ最近、表彰式で彼の笑顔を見た事がありません。久しぶりに自画自賛する姿を見たいので、名手の方々、宜しくお願い致します。

 次回大会は・・・企画の方々の調整の結果、6月17日(日曜日)に予定通り「木渡船」を利用させて頂き、グレを狙います。5月28日時点では尾島有利の状況ですが、あと3週間ありますので状況は変化すると思います。奮って参加して下さい! では股。

(文:ジェイク)


検量状況

表彰式状況。

表彰式状況

表彰式状況

お楽しみ抽選会状況

お楽しみ抽選会状況

お楽しみ抽選会状況

お楽しみ抽選会状況

お楽しみ抽選会状況。

お見事優勝の善村氏。おめでとうございます!

第9089回大会結果(チヌ2匹長寸)
順位 入賞者 重量 場 所 賞 品
優勝 善村泰康 84,7cm (2匹) 情島、大磯 錦帯釣具店4万円商品券
準優勝 西嶋和夫
81,4cm (2匹) 津和地島、道路下 錦帯釣具店2万円商品券
第3位 岩本 猛 79,7cm (2匹) 情島、タヌキ 錦帯釣具店1万円商品券
第4位 上野英雄 79,3cm (2匹) 情島、黒崎 ダイワ、ハードバッカン
第5位 広山敏彦 74,4cm(2匹) 情島、デンデン がまかつ、GM1569
第6位 朝來野 昇 69,3cm (2匹) 津和地島、地のハナレ バッカン受三郎
第7位 谷平 恵 69,0cm (2匹) 両源田 サンライン、TSG−180
第8位 矢野隆司 63,7cm (2匹) 情島、イノウラ タカ、ストリンガー
第9位 中村茂俊 44,3cm (1匹) 流れ児島 フィッシングナイフ
第10位 廣中秀則 42,4cm (1匹) 流れ児島 LEDヘッドライト