第105回大会、優勝者 陶山 孝

 
 小水無瀬島に通って以来、2ヶ月振りのグレ釣り、あいにくの悪天候で宇和島のA級ポイントの1〜4番には渡礁不可能、ユウレイ、ワレ、11番〜5番へと船を付けた。


 私は7番に益田氏と降り、早速エギをシャクリ始めた。さすが離島、胴長22cmを直ぐに2ハイゲット。驚いた益田氏にタックルを貸しフカセの準備に取り掛かった。

 夜が明け、円錐ウキがハッキリと確認できるようになって釣りを開始。マキエを打つと手前は10cm級のウマズラが無数にいる。手前はサシエが通らないので少し沖を狙う。しかし上から下まで探るが生命反応無し、グレどころかチヌすらアタリ無し。

 益田氏が数ハイアオリをゲットしたので交代、再度エギを振る。そしてまたフカセへ・・・。 相変わらず無反応なので「真鯛」の二文字が頭をよぎったが、ここ数年大会でさっぱりなので辛抱してグレを狙っていると、奇跡の良型グレがヒット!ややスマートではあるが、十分なサイズ。連発をと仕掛けを入れるがまたしても無反応。

 休憩をはさんで、仕掛けを色々換えていると、一気にウキが消し込み同型をゲット。今度は美味そうなグレだった。しばらくしてまたいいアタリ、引きからして良型と確信! 残念、チヌでした。(-- )


 それからはデンゴが入れ掛かり、何とか26cm位のコッパを2匹追加するのが精一杯だった。3匹なら勝負できると期待し、迎えの船をエギを振りながら待ち、いいのを追加。(^^*)/

 雨の中の検量、調子に乗って益田氏が匹数を決めるフダを引いたのはいいが最悪の5匹を引きガックリ(怒)。・・・が、みんな思わぬ超貧果で、三年振りの優勝となった。はっきり言って非常〜にうれしかった。グレ釣りはやっぱり面白い。

 悪天候の中、企画委員の方々をはじめ参加者のみなさん、お疲れ様でした。
タイ釣り大会ならもっと盛り上がったかもしれませんね・・・?

陶山 孝