第106回大会、優勝者 陶山 孝

 
 前回は非常にうれしかったグレでの優勝。今回はチヌ釣り、いつもはメバル、アオリそしてグレを楽しみながら、チヌを狙っている私。今回は必死にやろうと決意して望みました。・・・とは言え、アオリははずせないでしょう。

 私の降りた磯は諸島のテレビと言う初めての磯、一度はメバルで降りてみたかった磯だ。足場はよく、目の前の水深は結構ありそうだ。また、右はワンドになっており無数のシモリや藻があり絶好のアオリポイントのように見える。

 まずはそっちに移動しエギを遠投、3投目に20cm級をゲット、もう1杯ゲットしたところでフカセの準備にかかる。 

 マキエを打つと大きなウマヅラが2〜3尾見えるが餌取りはたいしたことなさそうだ。 しかし、数分すると何やら灰色の様な30cm位の魚がマキエに群れ始める。 グレか?? そして、一気にウキが消しこみ、まずまずの引き。

 上がってきたのは27〜28cmのマアジ。 頭を折って即キープ(笑)。 次もアジ、その次のアジ。それも25cm〜30cmの良く肥えた超良型。 磯を休ませたり、色々な方向やタナを変えたりしてもアジアジアジ。おみやげには最高だが、チヌ釣りには超厄介。まさかアジに邪魔されるとは頭に無くサシエはナマのみ、最悪。

 30〜40m前でプレジャーボートが3隻サビキをしているが15cm位のばかり。羨ましそうにこっちを見ている。こっちはチヌ釣りじゃっちゅうの!!

 潮が変わっても依然アジ、潮も右流れの激流となり非常に釣り難くなる。

 昼頃か、若干アジの数が減ったのかメバルが一尾釣れる。チャンス? ガン玉を追加し右のワンドの磯際を沈めて流していくと大きなアタリ。先手を取られシモリ方向に走られる。大急ぎで移動し何とか40cm級のチヌゲット! もう一匹と急いで釣る。2〜3投目に再びアタリ! 30cm強のグレでした(涙)。

 その後は再びアジの猛襲。・・・で終了。

 みなさん、数は結構出たみたいですが、全体的に小ぶりが多い様子。
一匹になれば入賞できるか・・・? 何と善村氏が一匹を引いてくれました(驚)。 こんなことは初めてなのでは・・・? 

 沢山釣ってた方も多い中、まさかの連覇となりました、スミマセン(汗)。

 役員の方々はじめ会員のみなさん、一年間お疲れ様でした。
来年のみなさんの爆釣を祈願しております。


陶山 孝