第86回大会、優勝者 廣山敏彦


優勝への軌跡

 朝3時に家を出て眠い目をこすりながら高木渡船の港に向かった。 港に着くと1便船が出た後で誰もいなかった。 4時過ぎになると2便船の人達が集まって出船となった。 自分は2便の1番なので、尾島の1番に船を着けたけど風と波が強くて2番に変更した。 ここなら何とかできそうだ。 今日は久々のグレ釣りだ。最近上物竿を振っていないので少し不安だった。

 明るくなるまでゆっくり時間を過ごしていると足下にエイのデカイ奴が2匹磯際で泳いでいる。 これなら仕掛けをチョウ遠投にして狙うことにした。 4投目ぐらいにグレの25cmぐらいがきてまず1匹キープ。 それからポツリポツリとグレが釣れ7匹の中、5匹をキープして13時30分納竿した。 

 帰る船の中でみんな釣れなかったとぼやきながら港に向かった。 港に着き片付けていると1便の人達もどうやら釣れてないようだ。 検量が始まり、なんと!優勝・・・!?  ヤッタデ!!
 幸せを感じた一瞬だった。 またいつか優勝を目指して頑張っていこうと思っています。

      

廣山敏彦