更新日 1990年(平成2年)6月19日〜2023年(令和5年8月26日)
※ 私なりの解釈なので、あくまでも参考までに。
※ 突然の解説変更ございます。
發汗後病の脉證と併せて治を辨ず・第十七
発汗後病の脈と証候と、それに対する治方を詳しく述べたもの・第十七
(1)汗を發すること多く、亡陽譫語する者は下す可から不。
発汗が多く、その為に陽気が失われてうわ言を言い出した者は、下剤を用いて下してはいけない。
柴胡桂枝湯を與へて其の栄衛を和し、以て津液を通ずれば、後自から愈ゆ。
柴胡桂枝湯を与えて、その栄と衛を和ませ、そして津液が通うようになれば、後は自然に治る。
此の一巻第十七篇、凡そ三十一証は、前に詳説有り。
この第十七篇には発汗後病の脈証治を述べたところが三十一條ある。
太陽病と陽明病の両篇に詳説ある。
一 桂枝加附子湯証
二 桂枝湯服後刺風池風府証
三 桂枝二麻黄一湯証
四 白虎加人參湯証
五 桂枝去桂加茯苓白朮湯証
六 甘艸乾薑湯証
七 芍藥甘艸湯証
八 調胃承氣湯証
九 四逆湯証
十 傷寒發汗解後桂枝湯証
十一 桂枝芍薬生薑人參湯証
十二 麻杏甘石湯証
十三 桂枝甘艸湯証
十四 苓桂甘棗湯証
十五 厚朴生薑甘艸半夏人參湯証
十六 芍藥甘艸附子湯証
十七 茯苓四逆湯証
十八 調胃承氣湯証
十九 五苓散証
二十 五苓散証
二十一 梔子シ(豆+支)湯証
二十二 梔子生薑シ(豆+支)湯証
二十三 梔子甘艸シ(豆+支)湯証
二十四 梔子シ(豆+支)湯証
二十五 真武湯証
二十六 旋復花代赭石湯証
二十七 太陽病三日發熱証
二十八 小承氣湯証
二十九 大承氣湯証
三十 禹餘糧丸証
三十一 蜜煎導証
《發汗後病の脉證と併せて治を辨ず・第十七》
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